ネタメモ

TOA:誰も報われないネタ

・逆行したらイレギュラーがいた


例によって仲間に優しくないです。
逆行した短髪ルークの傍に、成長しない長髪ルークがいる話。この短髪ルークはアクゼリュスで死んじゃいます……ごめんなさい。
長髪ルークは、子供らしく我が儘でちょっと無器用な優しさを持った、逆行する前のルークです。長髪がいるからルークは前のようには振る舞えず、ガイと共に兄のような関係に。
子供はファブレに帰ってきた頃は本当に同じだった背格好はいつまで経っても伸びず、十歳のまま。不思議なことにルークの傍ならどこにだって現れます。ルークが超振動でタタル渓谷に飛ばされても、目覚めたら横で顔を覗き込んでいる感じ。
子供がいるからかPMのルークの対応は以前より幾分和らぎますが、アクゼリュスの責め苦を二度も負うのはごめんなルークはアクゼリュスで死ぬつもりでヴァンを慕い、不自然にならない程度に横柄気取ります。
しかしその頃から子供が生傷だらけに。アクゼリュスに近付くたび、子供なら泣いてもおかしくない大きな傷が増えます。何をしたのか聞いても答えないし、泣かないから傷の発見が遅れます。その上治りが遅い。ただ怯えたようにルークの背中からPMを見てます。
で、アクゼリュス。子供は既に致命傷を負って血だらけです。
崩落した後、タルタロスで皆に好き放題言われたルークはそれでも笑いながら消えました。皆が鑑内に行った後なので、知るのは子供とミュウだけ。
ユリアシティについてからルークがいないことに気付いたPMは逃げたんだとルークを罵りますが、子供が血を流しながらもふらふらとタルタロスを降りるので、慌てて追い掛ける一行。
アッシュが来てあの屑はどうしたとか言い出して、逃げただの何だの憶測で物言うPM。そしたら子供がアッシュに近付きます。血だらけスプラッタな子供がふらふら寄ってくるのはけっこうホラー、怯みながら子供を睨むアッシュに、子供はコンタミネーションで出した冊子を渡します。ルークの日記です。厳密に言えば、逆行する前にルークが書いた日記です。
戸惑う一行に冷たい目で見て、それがあればこれからのことも何とかなるだろと言う子供。どういうことだと尋ねる一行の前で、子供が血を噴き出します。噴水みたいにブハっと。手当てを申し出す回復組に、これはルークの心の傷で、ルークは死んだからもう癒えることはないと言って子供も乖離して消えます。
子供はルークの心だったというオチ。
ありきたりですかねー。