アビスについて考えてみた。 Category:ネタ Date:2008年12月03日 ネタなのか…多分ネタ未満。寧ろ自己満。ちょっと思うところあってぐだぐだ言ってるだけです。私観まみれなんで仲間に厳しい…かも。純粋に好きな方には申し訳ないですが、ひねくれて斜に構えた見解が諸々あります。 いろいろ問題のゲームだと思います。身を弁えた行動以前に、倫理観とか人間学とか、そこらへんから。えー、確かテーマは生まれた意味を知るRPGでしたっけ?聞いた当初は重…とかぶっちゃけ少し引きました。対象年齢が広いこともあり、多くの人がプレイする・したのでしょうが、このテーマを事前知識なしで正確に理解する人は多分…あまりに少ないのではないでしょうか。結局主人公たるルークは死ぬ(ED解釈の仕方はここでは保留にして、一先ずルークが乖離したことに重きを置きます)し、アクゼリュス以降ひたすらがむしゃらに生きたルークは完全同位体の被験者・レプリカ間に起きる大爆発(それでなくとも差し迫った音素乖離)のせいで更に生き急いでいるように見えました。少々強すぎたきらいのあった自己はそれでも行き過ぎなくらい叩き潰され、断髪してからの彼は、7才にしては自己犠牲精神旺盛で、初めて直面する世界は実年齢通りの子供だろうが見掛けの年齢だろうが、度を越えて過酷だったと思います。まあRPGはそういう過酷さがないと成り立たないのですが、ルークの逆境に対するメンタルは、他のテイルズと少し異なって見えるのです。やはり常人ではなく、本当は違う人間がいるはずだった場所で、気付かず生きていたレプリカ(しかも判明したのが取り返しのつかないことをやってしまった後)という、主人公にしてはトラウマや負い目とも言える設定のせいかと。挑む心意気がなんか…もちろん今のままじゃいけないという強い気持ちもあるだろうけれど、ことあるごとにレプリカだからとか居場所を奪い続けたとか、生きているのには変わらない命なのに一線を画した身の置き方をしている彼に、アクゼリュスのことやレプリカで人間じゃないとなじられたことが頭に残ってるんだな、と少し辛くなったり。それを卑屈と断じるPMには少々どころか立派に苛立ちを覚えました。ちょ、散々ルークの生きてきた今までを否定して(特に幼馴染み)それはない。一応励ましの部類に入るようだけど、卑屈って言葉で片付けるのは良くないじゃん。本人なりに今までを省みてんだから。7才っていうけどさ、ルークの思考能力と理解力は実年齢以上だと思うのですよ。脱線しました。とにかく、はっきり言ってしまえば、真剣に考えさせられるテーマのわりには、盛り上がりや共感させる役割のはずのPMの態度や行動に然程魅力を感じない。寧ろ脇役の方が…操縦者兄妹とか。 PR